錦糸町駅直結というアクセス抜群の立地を誇るロッテシティホテル錦糸町様。
この度のリニューアルにてフロントカウンターが一新されました。
「エントランスのカウンターを墨田区の象徴となるようなデザインにしたい」
というお施主様の想いを受け、ホテルの顔となるカウンターには江戸切子板を用いられたそうです。
弊社製作のデザインパネル(FRAME LINE)はカウンターのバックパネルとしてご採用いただきました。
カウンターが主役となる空間にするため、カウンターバックのデザインパネルは江戸切子板に合わせて麻の葉柄がモチーフにされています。
バックパネルの麻の葉柄は、墨田にゆかりのある画家、葛飾北斎オリジナルのデザインを使用されています。
北斎が出版した「新形小紋帳」には、一般的な麻の葉柄から展開されたデザインが多く記されており、その中からチョイスして取り入れたそうです。
一般的な麻の葉柄とは少し違う、特別な麻の葉柄を表現するためにはオーダーメイドの必要があるため、弊社にお声がけいただきました。
バックパネル部分の清掃や間接照明のメンテナンスのしやすさも重要視されていたため、パネル部分を可動させても耐えうる素材を探していらっしゃいました。
設計の間中様と山内様は、もともとは木に近い質感が出せるRANMAでのご検討をされていましたが、強度の面から採用に二の足を踏んでいたといいます。
そこでアルミアートパネルを基材とするFRAME LINEであれば強度、意匠性ともに条件に合うため、大変良いとのご評価をいただきました。
FRAME LINEの以下のような特長が、今回のご案件に適合したそうです。
・軽くて丈夫(可動に耐えられる)
・薄い(3mmと5mmを用意)
・透かし彫り(麻の葉模様を表現できる)
弊社の営業担当と打ち合わせを重ね、メンテナンス時には3枚のパネルを左右へスライドさせられるように設計。
さらに背面に金属フレームを取り付けることでパネルのたわみを防止しました。
この措置によりさらに強度が高まり、安心して清掃やメンテナンスができる仕様に仕上がりました。
お施主様からこのように仰っていただいた、と設計の山内様からご連絡をいただきました。
いただいたコメントを引用させていただきます。
「メンテナンスの件も安心とのこと。また、墨田にゆかりのあるエントランスになったと大変喜んでくださいました。
北斎の柄を含めて作成できたのも、日の出工芸さんが受注対応をしてくださったおかげで大変助かりました。ありがとうございました。」
規格品以外も承る弊社だからこそ、お力になれることがたくさんあると考えています。
まずはお気軽にお問合せください。一緒にお施主様にご満足いただける空間を創造できれば幸いです。
東京/墨田区/錦糸町駅から徒歩一分、東京スカイツリーの絶景をご覧になりながら、寛ぎのひと時をお楽しみいただけるホテルです。
今回のリニューアルではフロントカウンターのほか、プレミアムラウンジやレストランの一部スペース、ルームキーまでも一新されました。
また一部客室のリニューアルも進んでいます。
開業14周年を迎え、ゲストの皆さまにとって心地の良い滞在体験を追求されているロッテシティホテル錦糸町様にますます目が離せません。
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