日の出工芸株式会社

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アクリルカレンダー

北海道釧路市では1月12日(日)に2025「くしろ20歳のつどい」が開催され、式典にあわせHINODEはオリジナルデザインのアクリル製カレンダーを寄贈しました。

3Dプリンターで製作した小さな3Dパーツを日付に合わせて付け替えることで、毎年繰り返し使い続けられる万年カレンダーです。

今回は、カレンダーの製作風景と製品に込めた想いをお届けします。

製作のきっかけ

本年度に20歳となる若者たちを祝うべく開催された、2025「くしろ20歳のつどい」。

ふるさと釧路の魅力をたくさんの若者たちに知ってもらうため、地場産品などが当たる記念抽選会が企画され、そこでHINODEも協賛いたしました。

HINODEでは年齢の近い20代の若手社員2名を抜擢し、企画から製作まで全てを担当してもらいました。

「20歳の若者が貰って嬉しい製品はどんなものだろう?」

2人は社内にいる同世代の仲間に意見を聞きながら進めていきました。

アクリル製カレンダーの製作風景

アクリル製カレンダー製作風景1

「20歳はこれから社会人になる人も多い、就職してから役立つもの、デスクに置いて使い続けられる実用的な製品がいいよね」

そんな意見が集まり万年カレンダーの製作に決まりました。

デザインは12案から検討し、製作は主にレーザー加工機を使うことにしました。繊細な曲面加工を活かす雲形デザインを採用しました。

素材にはアクリルを採用しマットな色ではなく、透明度の高いものを選定しました。透明度が高いものはアクリルならではの美しさが際立ちます。

文字サイズ・彫り込む深さを最適なバランスにするため、サンプルを製作し確認しました。

アクリル製カレンダー製作風景2

レーザー加工機で彫刻加工と切断した後、スプレー缶で塗装をしました。

塗装する箇所以外に塗料が付着しないようにしっかりと養生テープで保護をします。

アクリル製カレンダー製作風景3

スタンドの木材はNC工作機械で加工しました。

木材は温度の変化により反りやすく、またサイズも小さかったため加工時に固定するのが難しく苦労しました。

スタンドの裏面にはレーザー加工機でQRコードを彫り込みました。こちらはHINODEのホームページに繋がります。

アクリル製カレンダー製作風景4

塗装を乾燥させた後、養生シートを剥がしバリ取りと研磨を行います。

最後にクリーナーをかけて完成です。

3Dプリンターで製作した小さくカラフルな3Dパーツと取扱説明書を同梱しました。3Dパーツはその日の気分にあわせ色を変えられるように複数用意しました。

HINODEオリジナルデザイン アクリル製カレンダーの完成

アクリル製カレンダー完成品

完成を記念して担当した若手社員2人に、製作した感想と20歳の若者へのメッセージを貰いました。

『2人でゼロから考え、工夫し、試行錯誤をしながら製作にあたりました。難しいと思う場面もありましたが楽しかったです。出来上がった時には達成感がありました。

20歳の皆さんは、やりたいと思ったことは挑戦してみてください。自分でやってみることで、わかることも増えていきます。これから色んな体験をしてみてください』

まとめ

日の出工芸株式会社は昭和37年4月に北海道釧路市で創業しました。

今回は、釧路をふるさととする若者たちの未来への希望と、釧路の企業として地域への感謝の気持ちを込めて協賛いたしました。

若者たちの新たな一歩を彩る一助となれば幸いです。

今回はいつもと違った製作風景をお届けしましたが、いかかがでしたか?

HINODEはさまざまな場面で新しい価値の提供に励んでいきます。

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