JOURNAL【光と影のアート】立体的な壁面で意識すべき重要なポイントは?
光と影を駆使した空間演出は、現代の内装デザインにおいて非常に重要な要素です。立体的なデザインパネルと照明を組み合わせることで空間に豊かな表情を与えることができます。
今回は、不燃材にレリーフ彫刻を施した内装用デザインパネル『Dimple Shade(ディンプルシェード)』と照明の効果についてご紹介します。
まるでシルクのようなデザインパネル ‐Dimple Shade‐
こちらは過去に照明効果を検証するため工場で撮影したものです。ウレタン塗装(白・全艶)で仕上げたパネルですが、照明を設置することで、より光沢があるように感じられませんか?
続けて実際にお客様に納めたパネルをご覧ください。
照明の効果により、まるで本物のシルクのような光沢や、流れるような質感と柔らかさを表現することができました。
Dimple Shadeを効果的に使うには、照明の種類や配置、パネルの形状や配置を慎重に考え、空間に最適な『光と影』のバランスを見つけることが重要です。
それでは照明の位置による見え方の違いをご紹介します。
照明で表情を変えるデザインパネル ‐Dimple Shade‐
使用しているのはDimple Shade V-ライン 02のサンプルです。シーラー処理のみで塗装はしておりません。
同じデザインでありながら彫りの深さや質感が異なるように感じられます。
立体的な彫り加工が施されたDimple Shade。その影の強さや方向は、照明の配置や種類によって調整することが可能です。
Dimple Shadeの材厚は12~50tの間でご相談いただけます。
よくあるご相談として、お客様のご都合で当初想定していたパネルの厚みを薄くすることがあります。
そういった場合でも照明の効果により凹凸の印象は変わらず、パネルの厚みを薄くしたことで価格は下がるというケースがあります。それほどに照明は凹凸の印象を左右する重量な要素です。
よろしければ照明効果のわかる動画もご覧ください。
『光と影』のアート ‐Dimple Shade‐
Dimple Shadeは17年ほど前に生み出されたデザインパネルです。
その当時、製品開発の担当者がゴルフボールの表面にある凹凸(ディンプル)に注目しました。
「この凹凸を表現したい」
「切削加工による独特な陰影を表現したい」
その発想をカタチにし、生み出されたのがDimpleShadeです。Dimple Shadeはこぼれる光、おちる影。光と影の要素を受けて完結します。
Dimple Shadeによる『光と影』のアートを楽しんでみませんか?
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