JOURNAL【格子パネル】どれを選べばいいの?そんな疑問にお答えします
「格子パネルを使いたいけれど、どのパネルを選べばいいかわからない」
様々な建材メーカーがある中で自分がイメージしている表現に合う格子パネルはどれだろう?と、迷ってしまうことはないでしょうか?
木を使うか?不燃材を使うか?
弊社の製品はメイン基材に不燃材を採用しております。
お問い合わせいただいたお客様に弊社を知ったきっかけをお伺いすると、インターネットで『格子パネル』『不燃』のキーワードを検索して日の出工芸を知ったと仰っていただくことが多いです。
格子パネルを使いたいが内装制限により不燃材料が必要、そんなお客様には弊社の格子パネルをお勧めいたします。
FRAME LINEを使うか?RANMAを使うか?
日の出工芸では一般的に『格子パネル』と呼ばれる製品を2種類ご用意しています。
・薄くて軽く、とても丈夫なFRAME LINE(フレームライン)
・組子細工調のデザインが人気のRANMA(ランマ)
他社メーカーと比較を行い「不燃材の格子パネルにしよう」と考え、日の出工芸のホームページに辿り着いたお客様も、FRAME LINEとRANMAをご覧になるとどちらにしようかと悩まれる方が多いです。
仕様の違いを確認するには資料請求を行って、製品を見比べて・・・
業務で多忙な日々だとそんな時間を取るのも難しいかと思います。そこで、お客様からよくご質問いただくFRAME LINEとRANMAの違いを比較表にまとめてみました。
仕様比較
RANMA | FRAME LINE | |
---|---|---|
基材 | 無機質系人造木材 | アルミアートパネル |
不燃性能 | 不燃材料 | 不燃・非不燃の選択可 |
使用環境 | 屋内 | 屋内・屋外 |
比重 | 0.5 | 0.8 ※非不燃の場合 |
材厚 | 15~50t | 3t・5t ※3tのみ不燃対応 |
規格サイズ | 500×1500(㎜) | 450×900(㎜) |
オリジナルオーダー | 1000×3000(㎜)以内 | 1200×2400(㎜)以内 |
RANMAに使用している無機質系人造木材の特徴については過去の記事をご覧ください。
FRAME LINEはアルミアートパネルを基材としております。
アルミアートパネルは芯材になる樹脂を薄いアルミ板で挟んだ素材です。
薄く、軽く、とても耐候性が高いため街中の屋外看板、案内看板などにも使用されています。
RANMAの素材である無機質系人造木材が水濡れに弱く欠けやすいのに対し、FRAME LINEに使われているアルミアートパネルは上記のとおり極めて丈夫でです。
※黒くて薄いパネルがFRAME LINE、白くて厚みのあるパネルがRANMAです。
写真ではわかりづらいですが、RANMAは正面と小口の質感が全く一緒なのに対し、FRAME LINEは中に芯材を挟んでいる素材の特性から正面と小口の質感が異なります。
FRAME LINEは正面がつるりとした見た目で、小口はややザラついた印象を受けます。小口の質感の違いは目線から遠い天井などへの設置であれば、ほぼ気にならないかと思います。
中には質感の違いは特に気にならないというお客様もいらっしゃいます。その場合は壁面など目線の近い位置に設置される場合もあります。
FRAME LINEのメリット・デメリットまとめ
■メリット
・不燃、非不燃の選択が可能
・薄くて軽い
・耐候性が高い
■デメリット
・正面と小口の質感の違い
・厚みの選択肢が少ない
以上の理由により、弊社では設置個所が天井、薄い・軽い・丈夫な素材が良いという方にはFRAME LINEをお勧めしております。
最後に
いかがでしょうか?ご自身のイメージに合った格子パネルは見つかりましたか?
格子パネルは和風デザインの人気が高く、弊社のFRAME LINEに和風柄をオーダーいただくことも増えています。最近では中華風なデザインも人気なようです。
日の出工芸ではお客様の自由な発想をカタチにするお手伝いをしております。
イメージされている表現を教えていただければ、弊社でどのように再現するかご提案させていただきます。ぜひ、お気軽にご相談ください。
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